あ、1本いいっすか?

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up-date: Sun, 18, Mar.


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2011/04/17

La La means...

投稿者 じん   4/17/2011 0 コメント

LA LA MEANS 月が綺麗ですね

これは冗談として。
"I LOVE YOU"を「月が綺麗ですね」とでも訳しておけといった漱石は素敵で、その精神が"LA LA MEANS I LOVE  YOU"にもあると思う。

■言葉の背後にある想い

表現された言葉には、表面上の意味と、その言葉から汲み取ってもらいたい想いがある。"I love you"をどう翻訳するか尋ねられて「月が綺麗ですね」とでも訳しておけと答えた漱石は、この構造をはっきりと感じていた。坊っちゃんがエキセントリックなおねーちゃんに向けた言葉もこの類いだろう。

■LA LA MEANS I LOVE YOU

"La la... means I love you"と歌い上げるあの曲の"La la..."も「月が綺麗ですね」と同じように、表面上の意味ではなく、背後の想いありきの言葉である。はっきりと"means I love you"と歌詞にして説明してしまう辺りが、日本人としては若干「やぼ」と感じてしまうが、その心には大きくうなずける。

映画INTO THE WILDで、ヒッピーの娘と主人公がコンサートで同じステージに立つシーンは、下手なベッドシーンよりも濃厚なラブシーンとなっていて、胸が熱くなる名シーンだ。

■LA LA MEANS I LOVE YOUはなぜやぼか

"La la means I love you"という表現が「やぼ」なのは、その場に居合わせて場を共有していれば分かるだろうことを説明してしまったことにある。

日本語は、聞き手に話し手の世界を共有することが求められる言語である。見てわかること、当然のことは言葉にしない。代名詞で示してしまうことの多い英語と違い、日本語ではそういうものを言葉にしない。

この辺り、日本語で仕事ができるほどの英語ネイティブでもやはり難しいようで、誰の腕なのか、何処に触ってはいけないのか、「このニホンゴは英語になりませんね」と苦労している。「不思議なニホンゴを発見したんですが…」が口癖になっているので、日本語スピーキング力にはややなんありではあるが。

■そもそも比べて良いのか
英語でも、"la la..."と歌ったあとに、本人が今のはこういう意味だったんだよ、と説明するようなことはしないだろう。しかし後から解釈をしてそういう説明的な歌詞を書いたのだとしたら、他人が書いた"I love you"を「月が綺麗ですね」と翻訳することと比較して考えることは的はずれではないはずだ。

2011/04/09

幼時のヨージは幼児

投稿者 福田快活   4/09/2011 0 コメント
「もう一度咬みつけよ、ヨウジ

なかなか挑発的なタイトルだ。手にとる読者にたいしてもそうだし、「咬みつけよ」って言われてる山本耀司にたいしても。誰目線だよ、あんた。ていう。

だから手にとる。買う。FASHION NEWSはそれなりに買うんだけど、今回のは惹句と表紙のヨージの写真がきまりすぎてた。哀愁をくゆらせてるような、煙草を喫むすがたが仙人というのでもない、どういうのか。超俗っぽいんだけど、まだ人間、恋しさと切なさと心強さと……てちがうか(笑)をかかえてる。

「老人」としかいいようのない。歳を重ねることのすごさと素敵さと悲しさと、「老いること」のすべてが一枚の写真からみえる。そういう歳のとりかたをしたヨージはすてきだ。彼のつくる服がそうなように。

まあ、特集のなかでヨージとアン・ドゥムルメステールが「電波じゃねえか☆\(゚ロ゚ )」な近寄りがたい会話してるけど。そこもふくめてwス・テ・キ

2011/03/21

カンナとカカシ(11)

投稿者 Chijun   3/21/2011 0 コメント
しかたなくカカシはひとりで歩きだした。だれもいなくなるときゅうにさびしくなって、とたんにカンナのことが頭に浮かんでくる。最後は13を押すのよ、ちいさなカンナはいっていた。けれどもう、33回のうちなんどエレベーターを乗り継いだのか分からない。もう、どうしていいか分からない。優しそうなおにいさんが答えてくれたケータイも、ふたり組のかたわれに取りあげられたままだ。



だれもいない廊下を、自分を元気づけるように、カカシはステップをふんで歩きだした。すると今度は、ちかくにだれもいないことが、ひどくカカシを安心させたんだ。きっと、ここのやりかたにも慣れてきていたんだね。まるで酔っぱらいのように、カカシは踊りながらすすんでいった。カカシがまわればかべもまわって、それでだんだんたのしくなって、ついには、あか、しろ、きいろの花火がまわりでくるくるはぜるようだ。まわればまわるほど、どんどんカカシはきもちよくなる。この花火がかたちになって手に持つことができたなら、ぼくはカンナをよろこばせるだろう。そんな夢みたいなおはなしも、きっとここでならできるにちがいない。ああひとりきりひとりきり、なんてきもちがいいのだろう。……



へとへとになるまでまわってようやくカカシがまわるのを止めると、ついさっきまでいたはずの白いちめんのつめたいきゅうくつな建物はどこかにいってしまって、そこはほんとうに気持のいい、ひろびろとしたスペース空間になっていたんだ。

みどりの芝生がいちめん、ちゃんとおなじ長さに刈りそろえられている。

あかしろきいろのお花がみわたすかぎり咲きほこっている。

見あげると天井にはぽっかりまるい穴があいていた。その穴は空にむかってはてしなくつづいていて、とおくなればなるほど穴はちいさく見えるようになって、ながいながい吹き抜けのかなたには、おおきな光のかたまりがさんさんとかがやいていたんだ。
カカシは、ひさしぶりに太陽を見た気がした。
太陽の光が舞い降りるきれいなお庭のまんなかに、きらきらとかがやく池があってね。カカシはさそわれるように池にむかって歩き出した。すると近づけば近づくほど池のむこう岸がとおくなり、ついには果てにみえないほどになってしまい、カカシが池の目の前にたどりつくころには、深い青がまるでおだやかな海のように広がっていたんだ。

とおく、なみひとつない水面のかなたにぽっこりちいさなボートが浮かんでいる。そのうえにはどうやら、男のひとと女のひとがふたりきりでのっかっているようだった。

2011/03/05

カンニング事件報道を日経が斬る

投稿者 じん   3/05/2011 0 コメント

http://allatanys.jp/A001/20110303.html

ここ数日京大のカンニング事件の報道が続いた。私は朝日しか新聞を読まないが連日一面トップである。内容は朝日らしく警察の捜査で用いられた科学技術を詳細に解説するもので、事件はその実例扱いである。

あらたにすを見れば、読売も連日この事件を一面で扱っているが、容疑者が特定されたことを報じる3月3日の朝刊一面トップ記事の見出しには、わざわざ「携帯は母が契約」とあり、脛かじりの浪人生というゴシップ臭を強調するこれもまた読売らしい扱いのようだ。

そんな中、あらたにすのコラムで、その日の朝刊について一言語る「編集局から」に掲載された日経のコメントが良い。

携帯電話を使った大学入試のカンニング問題は、夜になって仙台市在住の男子受験生の関与が浮上 しましたが、特異な「手口を除けば重大事件とはいえず、社会面で展開しました。

その通り。

個人的には事件発覚時の記事で、ペンやメガネに仕込んだ小型カメラを使用した可能性を示唆する探偵事務所のコメントを掲載し、大量の問題を共有するには写真よりも動画を撮影する方が効率的と、ガジェット談義に花を咲かせる朝日新聞が好き。カガク・ブンカの朝日バンザイ!!

2011/02/28

TPP(環太平洋パートナーシップ協定)でOPP(おっぱっぴー)

投稿者 福田快活   2/28/2011 0 コメント
家にテレビもなく、最近はネットもあんましない「ひとりガラパゴス」なんだけど、しばらく前から「TPP」ってもんがあるらしい、て話は聞いてた。いまいち何なんだかわからずに流してたんだけど、どうもvideonews.comを見てたらヤバイってかきなくさーい話ってことがわかったw

512回と515回がTPPの話なんだけど、推進したい人のポイントとしては

・アジア市場から日本が取り残されないために参加する
・保護されて老朽化してる日本の農業のショック療法として導入する

みたい。でもそれは

・TPP参加国のGDPの91%は日本とアメリカなので、アジア市場は関係ない実質2国間。
・日本の農業に問題はあるけど、TPPでどう改善されるのか不明。てかこれとTPPとは別の話w

て話で、輸出を2014年までに倍増したいアメリカが日本市場への輸出を増やしたい。だからアメちゃんは進めたい。アメちゃんの利益は明確だよね。日本の利益は?よくわかんねーーーwwwって状況で、んー、大店舗規制法とか牛肉オレンジでむかし聞いた話だなー。あのときは貿易摩擦の解消みたいな文脈で日本に利益?しようがなさ?もあったのかもしれないけど、今回はどうなんだろう?なさそうだなーwただの気ぃ弱くて頭の悪いやつが、おまえもこっち来いよーって言われて、ちゃんと言えないし騙されて追いてってるだけ、て感じか。あほだねーww

いまのタイミングでTPPに日本が参加するなら、HONKIで海外に移住を考えたほうがいいね、て思ったよ(^o^) ハイ、OPP(おっぱっぴー)

2011/02/15

カンナとカカシ(10)

投稿者 Chijun   2/15/2011 0 コメント
「これはこれは。いったい何事だというのです?」聞いたことのある声がする。
「あなたの不幸は、トイレがいっぱいで掃除もできない、掃除しているのよとこれほど音高く私のモップに叫ばせているのに、鈍感な男どもは次から次に……その、もぞもぞしながらやってきて、頭にあるのは自分の欲望のことばかり、わたしのことなど目にとめようともしない。お前らはなにを見ているのだ? わたしはここにいる。わたしはここにいるんだ!!などという、実存的な叫びに端を発したものではないのでしょう? わたしにはわかる。あなたの不幸はむしろ実存の後の問題、すなわち、男しかいないはずのこの場所に、女であるわたしがいる。どうしてだれもそんな簡単なことに気づいてくれないの? そう、わたしは女なのよ!!という、性差の問題から来ているのでしょう。おやおや、不思議そうな顔をしていますね。あなたはまだそのことに気づいていないかもしれない。しかし、あなたのなかにも、あなた自身には見えないことがたくさんあるものです。だいじょうぶ、それはみんなおなじこと、あなたは素敵な女性だ。くふっ。……ちょっ、人をそんな目で見てはいけない。それじゃあ美しい顔がだいなしだ。わたしはね、フェミニストでもなければ、ジェンダー論者でもない。しかし美しい女性というものに関心を持っている。『わたしは女に生まれたのではない、女になったのだ』 この言葉は知っているかい? もしその通りだとすれば、男子用お手洗いで何年も(きっと何年もこの労働から抜け出せずにいるのでしょう?)何年も掃除を続けているあなたは、すっかり男になってしまった、いやすくなくとも、女ではなくなってしまったとでもいうのだろうか? そんなことはないから安心なさい。あなたの苦悩は、じつに美しくあなたの女性をふちどっている」
そこで声は止んで靴の音がたかくひびいたけれど、どうもトイレの出口とは反対側、ということは、もといた便器にむかって歩いているようだ。そうして音がやむ。おばさんはどうしているのだろうか? しんとしずまって物音ひとつしない。
ふたたび男の人の声が、部屋に響く。
「だからといって、今の私にあなたを救うことができないのはお許し願いたい。わたしは、まだトイレを出るわけにはいかないのです。くふっ」



カカシはもうしばらく、トイレのなかでようすをうかがっていた。音のするけはいがないので、今だ、とドアを抜けようとしたとき、こんどはちいさな女の子の、まま、まーま、とよびかける声が聞こえてきたんだ。そのありかから、どうもさっきの男の人の入っているトイレにむかってうったえているらしい。いってん男の人はしずまりかえってなんの反応もないうちに、女の子は、どんどん、どんどん壁をたたきだし、いっそうつよく、まま、まーま、と声をはりあげた。すると、ごそっ、となにかかっさらう音がして、あとはどれだけまってもなにも起こらない。

そこでカカシはこっそり部屋をでた。ゆかはまだびっしょりだったけど、ひとはまるでいなかった。トイレのカギをひとつひとつたしかめてみる。どれも青い。みんないつの間に出ていってしまったのだろう?



カカシはそろりと壁をぬけた。



そこにふたごのような女子高生のすがたはもうなかった。

2011/02/06

不思議生き物

投稿者 じん   2/06/2011 0 コメント

街には不思議な生き物がうようよしている。

塀の上を歩く猫は二本足で、たまにアクロバットを決めるし、車にひかれてぺちゃんこになったような姿の平面ワニが道路を滑っていたりする。

僕が大好きなのは行列をなして飛んでいる鳩くらいの大きさの親子鳥。ちなみに子鳥は梅干くらいの小さな小さなやつらが4羽、親鳥のくちばしの中から隊列をなしてヒョロヒョロ飛び出してくる。

まだあまり長い間飛んではいられないから、落っこちそうになると後ろから親鳥がスピードをあげて、みんなくちばしにしまいこむ。しばらくするとまたひょろひょろちびたちが出てくる。

よく晴れた日に、坂道を転がり落ちてくるアルマジロに気を付けながら、親子鳥のユーモラスな散歩を眺めてるのが、最近の休日の過ごし方。

 

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