あ、1本いいっすか?

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2010/01/11

たいふういっか

投稿者 じん   1/11/2010 0 コメント
快晴!

何日も何日も雨が続き
近づいてきた台風の雲の重みに押しつぶされて
どんよりと下を向いていた人たちも

とうとうやってきた朝のニュースで
電車の遅れに愚痴をこぼしながら
ふるさとの家を心配していた人たちも

台風一家の仲間入り

せわしないはずの朝に漂う
いつもと違う穏やかな空気

朝日に照らされ光る町

うめもどきの赤い実と
カラス舞う青い空

しかめ面を捨て
いつもと違う世界に
和やかな微笑で歩く
くすぐったいような一体感

きれいな香りのする新しい風にのせて
喜びを分かち届けあう僕らは今
みんな台風の子

2010/01/08

ヒットマンズ・レクイエム

投稿者 福田快活   1/08/2010 0 コメント
(年末年始に観た映画についてでもひとつ。
ん?初詣?もちろんンなイベントはスルー、ずっと家にヒッキーさ☆)

ヒットマンズ・レクイエム

ダサいタイトル。クソ映画の気配。殺し屋なんだからかっこよく片手とか宙返りとかでパパンパンパン人殺しまくってりゃいいのを、そこに「侠の道」的な夾雑 物でもオリコン一位で、とめてくれるなマーロウ背中が泣いてるぜとでも言いたげなハードボイルドエッグな味付けになってんだろ。。『あるいは裏切りという名の犬』をさらにしょぼく、ゆで卵だと思ったら温泉卵ともいえない、ただの気持ち悪い半ナマ映画という予感がしてしょうがなかった。借りた。

よかった!!『モンティ・パイソン』を国営放送BBCがつくった国、イギリスのブラックユーモア(1)の栄光に恥じない良作だった。

主演はオスの臭いが100歩先からただようコリン・ファレル。出身地アイルランドの訛り(だとおれは思ってるが)丸出しで、生きてることそのものが不愉快 なイギリス人の殺し屋だ。マイアミ・バイスとかプライドアンドグローリーなんかよりよっぽど迫ってくるのは、表情がいいんだろう。顔面に蹴り入れられたパ グみたいな渋い顔で、見境なくあたりに咬みつきまくる。ひと仕事後のほとぼり冷ますためにベルギーのブルージュに滞在してるんだが、中世然とした古都風情、きれいではあるけど娯楽のない街ブルージュはこういう扱いだ。

Ken, I grew up in Dublin. I love Dublin. if i grew up in the farm and was retarded Bruges might impress me but i didn't... so IT DOSEN'T(ケン、おれはダブリンで育ったんだ。ダブリン大好きなんだ。おれがカッペでおまけにセイハク(2)だったらブルージュが面白いかもしんな いけど、おれは違う。。だからつまらん)

何万回とコリン・ファレルはこきおろす、ていうか映画のはじまりがこのセリフなんだけど――「Bruges is just an shit hall(ブルージュなんかただのクソツボだ)」。よくブルージュから抗議運動がおきなかったもんだ笑。

さんざんこき下ろして、映画のさいごではブルージュがきれいに映されている。多くは言わない言えないけど、クリスマス、幻想的な仮装行列、喜劇的な死といったアイテムが中世の石畳に溶けこんでなくなってゆく終幕は、イギリスの粋を思わせた。

セリフのいちいちに皮肉がきいてる。セリフのテンポもいい。脚本・監督のマーティン・マクドナーはイギリスの演劇界を代表する人間のよう。今回が長編映画は初とのこと。せひとも次回作は映画館で観たい。

なにしろ原題は『In Bruges』、『ヒットマンズ・レクイエム』とちがって格調あるぢゃないか(笑

(ぼうとうでアウトローな引きこもり気取ったけど、ほんとは初詣三つもいきました。。すみませんm(_ _)m
ご寛恕いただききまして、今年もよろしくお願いします。)

(1)"the boy with an ass for a face"このBBC番組を知ったときは感動すらおぼえた。障害者を抱えた家族の感動!愛の物語は日本でもある。実際とても大変なことだろう。なのに?だから?それを揶揄った障害=「顔がケツ」の子をもった家族の物語。。。

(2)retardedって言葉は知的障害者への差別用語でretardedをfuckなみに連呼してた『トロピック・サンダー』は抗議運動をひきおこしてた。

2010/01/05

明けましておめでとうございます

投稿者 サトウ   1/05/2010 1 コメント

 年末には新年の挨拶用にこんなものを書いていた。


明けましておめでとうございます。


 年末年始はいつものごとく実家に帰って何人かの友人知人に会い、忘年会だといっては飲んだくれ、新年会だといっては飲んだくれた。いつも年明けの授業の準備をしようと思って何冊かの本を持っていくのだが、それらの本はたいてい読まれずに、部屋の隅に転がったまま新年を迎える(今回もそうなった)。大晦日だけは(これもいつもどおり)実家でだらだらとテレビを眺めながら過ごした。とくに熱心に見ているわけではないのだが、居間に浮かれたテレビの音が流れていると年末だなあ、という気分になってくるから、まあいい。元日は親戚のうちにいって挨拶。さすがにもうお年玉はもらえないが、貧乏学生の身分を考慮してくれるのか、いくらか「お小遣い」をもらう(同じことか)。ありがたい。今年は四日には東京に戻らなければならなかったので、三日に始発で出発し、十一時間鈍行列車の過酷な旅の後帰京して、浮かれ騒ぎの余韻に浸っているところである。


 というのは全部嘘で、これを書いているのは12月26日である。しかし、年が明けて東京に戻ったころにはすべてが本当になっているだろうと思う。明日は朝五時の始発で東北へ向かう。そのあとちょっと友達と飲んで、翌日も友人とどこかへドライブへ行くことになっている。ボードリヤールの『象徴交換と死』をバッグに入れたが、おそらく今年も読みきれない。彼のいう、メディアイメージの氾濫によって現実に先立ってシミュラークルが形成され、現実のほうがそれを再生産しているというのならば、この年末年始のワンパターンな過ごし方ももはや起源をもたないハイパーリアルではないか(たぶんちがうけど)。


 と書きなぐった後に居酒屋に逃げこみ、帰省して狂乱の年末年始を過ごしたのち、更新日がやってきたわけだが(混乱したら申し訳ないのだが、このブログは即興で更新しているわけではないので、書き上がってから実際に記事がアップされる時点までのさまざまな「わたし」が介在しているのである)、果たして「シミュレーション」どおりの年末年始を過ごして(今度は本当に)東京に戻ってきた。


 とはいえもちろん、いつもと違うこともある。高校のクラス会がないかわりに部活の同窓会が開催されたり(みんな立派になっていた)、中学の飲み会が若干荒れたり、大晦日から元日にかけて大雪が降ったり、といった細部はしばらくの間「2009年から2010年の年末年始の記憶」として残るはずだ。このような細部が「今年限りの特別なこと」として認識されるのは、逆説的なことに毎年の年末年始の過ごし方が「似ている」からである。例えば「記号のAとワインの瓶の違いを説明しろ」と言われれば「えーっと、とにかくどう見ても違うじゃん。もしかしてお前バカ?」としか言いようがないが、メガネと水中メガネの違いであれば「目に装着する二つの透明なレンズ」という共通項を通して差異がはっきりと認識される(メガネが見当たらないときに「しかたがないから今日はいつもプールで使っている度入りゴーグルをかけて仕事に行こう」と判断できる方はそう多くないはずである)。


 というわけで(?)、本年も「もらいたばこ」をよろしくお願いいたします。

2010/01/02

最悪の就職.com

投稿者 Chijun   1/02/2010 0 コメント

二十六日前のこと。

日本橋にある呉服卸し会社の説明会に参加した日の午後、携帯電話から人材紹介会社「最高の就職どんと来い!」に問い合わせをした。

「そちらのサイトに登録させていただいておりますXXと申します」
「いつもお世話になっております」
「あ、いえ。実は三日前そちらでXX工業さんの会社研究会に参加させていただき、エントリーを希望させていただいたのですが、まだエントリーシートが送信されてきていないもので……」
(エントリーシートの〆切は翌日に迫っていた)
「それは大変申し訳ございません。ただ今担当の者に確認いたしますので」
「あ、すいません。よろしくお願いいたします」

「大変お待たせいたしました。説明会の翌日に送ってはいるようなのですが、すぐにもう一度再送させていただくということですので」
「あ、そうでしたか。どうもよろしくお願いいたします」

気分転換に高島屋でやっていたクリムトの絵の出展されている展覧会で午後の時間をつぶした。その間何度も受信トレイを確認したが、エントリーシートは来ていなかった。

ーーー


二十五日前のこと。

昼過ぎに埼玉の自宅から電話をかけた。呼び出し音一回分もかからずに若い女性の声で、

「ありがとうございます。「最高の就職どんと来い!」でございます」
「そちらのサイトに登録させていただいておりますXXと申します」
「いつもお世話になっております」
「四日前そちらでXX工業さんの会社研究会に参加させていただき、エントリーを希望させていただいたのですが、昨日の時点でもエントリーシートが送信されてきていなくて、それで昨日電話でお願いして、すぐに再送してくださるとのことだったのですが、あの、今日の正午〆切ですよね、それでもまだ送られてきていないんですけど」
「それは大変申し訳ございません。ただ今担当の者に確認いたしますので」

「大変お待たせいたしました。ただいま担当の者がセミナーの最中ですので、終わり次第送らせていただくとのことです」
「はい、わかりました」

ーーー


一週間と一日前のこと。

市ヶ谷にある某テナントビル5Fにて。

(わたし、インターフォンを鳴らす)

「あ、本日一時からのセミナーに予約しておりますXXと申します」
「かしこまりました。ただいま参ります」

(少し待つ)

「XXさまでいらっしゃいますか、どうぞこちらへ」
(待合室には南洋をイメージさせるたわわな植え木に柔らかくて深すぎるソファ、29才フリーターのわたしには似合わない)
「もう間もなく準備できますので、少々こちらでお待ちいただけますでしょうか」
「あ、ありがとうございます」
(わたし、行きかける女性受付係の背後に)
「あ、あの、ひとつおうかがいしてもよろしいでしょうか。XX工業さんのエントリーシートを提出させていただいて、お約束の十日を過ぎてるのですが、まだお返事の方をいただいておりませんので」
「お名前フルネームでうかがってもよろしいでしょうか」
「はい、XX XXと申します」
「XX......X◯さまでよろしいでしょうか」
「いえ、XX......です」
「X△様でございますね」
「……」
「ただ今担当のものをお呼びいたしますので、こちらで少々お待ちください」

(わたし、うなだれつつ深いソファに浅く腰掛けて待つ。本棚には「あとははい上がるだけ」「仕事力」などのタイトルが見える)

「え、と、こちら、どちら、」
(男の人の声が近づいてくる)
「そちらです」
(わたしのソファの脇にぴたりとひざまずいて)
「XX様でございますね、わたくし担当のものでございます。たいっへん申し訳ございません!」
(やや大仰ではあるが、体育会系のついていくのがしんどいノリというほどでもなく、慇懃無礼が鼻につくというほどでもない。つまり感じは悪くない)
「XX工業さんの方なのですが、予想以上のエントリーをいただいておりましてたいっへんお待たせしてしまっているのですが、本日の夕方には結果をお知らせできますので、もぅう少々お待ちいただけますでしょうか?」
「あ、いえいえ。そうですか。とんでもございません。ありがとうございます。よろしくおねがいいたします」

その日、それから一週間、待っても何の連絡もこなかった。

ーーー


昨日のこと。

XX工業に加えて、書類選考の結果が遅れている会社は三社に増えていた。昼過ぎに自室から電話。やはり呼び出し音一回分もかからずにいつもの女性の声で、

「ありがとうございます。「最高の就職どんと来い!」でございます」
「あ、もしもし、そちらに登録させて頂いているXXと申します」
「いつもお世話になっております」
「ええと、そちらに提出しているエントリーシートが現在三つあるのですが、お約束の十日を過ぎてもまだどれもお返事いただいてないのですが」
「XXさまでございますね、XX工業さんのエントリーシートでよろしかったでしょうか」
「ええ、それは一週間前にもお尋ねしたのですが、それと後二社、XXさんとXXコーポレーションさんも十日を過ぎてまだお返事いただいていないのですが、どのようになっておりますでしょうか」
「それは大変申し訳ございません、担当のものから折り返しお返事させていただきます」
「あ、それは今日中にご連絡いただけるのですか」
「はい、今日中には」
「あ、そうですか、ありがとうございます」

きっとかかってこないだろうと半ばあきらめていた電話は、電話受付時間の〆切である夕方五時直前になってもやはりかかってこないので、こちらからもう一度電話をかけた。今度は担当者がつかまって、

「大変お待たせしております!」
(先日の男だ)
「XXさまですね、まずXX工業さんでございますが、たったいまですね、ついさきほどようやく結果の方いただきまして、大変残念ではございますが、今回は見送らせていただくとのことでした」
「……」
「えっと、年齢の方がちょっと、ということで。それと後二社、XXさんとXXコーポレーションさんでございますが、担当の者に確認したところ、XXさまからのエントリーシートは頂いていないということなのですが」
「……え、っと、こちらには確かに送信履歴が残っているのですが」
「そうですか。ただこちらではどうしても確認がとれないということなんで」
「はあ…では、いますぐ再送しても間に合いますか?」
「そうですね。では担当の者から後ほどお電話させていただきますので」
「今日中にはご連絡いただけるのですか?」
「はい、今日中に折り返させていただきます」
「……失礼いたします」
「では、失礼いたします」

送信トレイを何度確認してもやはりエントリーシートは提出されていて、もちろんトラブルの可能性も否定はできないけど、他のひとたちとは何ら支障なく連絡できており、「最高の就職どんと来い!」とだけこうも連絡の行き違いが重なるというのはやはりおかしい気がするがしかし、それでもおかしいのは、そうだ、全て生き方から何から間違っているのは、29歳フリーターのわたしなんだ、という風に考えはねじれ、気がつくといつも自分を、人生を否定しているわたしがいる。

ーーー


今日の朝九時のこと。

わたしはこうして一連の経緯を綴っている。昨日来るはずだった電話はまだ来ていない。わたしは一晩中寝ないで待っていた。待っていたというのは語弊があるかもしれない。ただ携帯電話をすぐそばにおいてパソコンの前にすわったままぼーっとしていたら朝を迎えていた、というだけの話だ。やはりおかしくなっているのはわたし?

せめてわたしだけじゃなくて、わたしに似たくるい方をしたひとたちが、わたしのようにパソコンの前にぼーっとすわって、わたしの日記を読んでいてくれたらと思う。

2009/12/27

言葉は伝わらない

投稿者 じん   12/27/2009 0 コメント
 相手に自分の気持ちを伝える。それがとても難しいことだというのは、ごく素朴な印象である。どんなに言 葉を選んでも、どんなに言葉を尽くしても、自分の気持ちを全て表すには何かが足りないし、相手にまるごと理解してもらうにも、やっぱり何かが足りない。相 手に自分の気持ちが伝わるなんて奇跡みたいなものだ、と感じている人は多いはず。

相手に自分の気持ちが伝わるなんてことは、確かに、奇跡としか言いようが無いことで、それは疑いようがない。でも、それは、自分の気持ちを言葉で言い表すことが難しいからでも、相手が自分の言葉を100%理解することがめったにないからでもない。

言葉は、伝わらない。

それが本当のところだと思う。少なくとも、時枝誠記はそう答えそうだ。

2009/12/24

自由の代償 ~もうここは旅行サイト~

投稿者 福田快活   12/24/2009 0 コメント
-格安パックのお申し込みは原則3日以上前となっていまして・・・申し訳ございません。-

旅行代理店(1)ののぺーッとしたお兄ちゃんに「海外にいきたいんだ。出発は、今日か明日!」と伝えたらあっさり断られた。もちろん「申し訳ございません」の前にいくつかの問答があった
「行き先はどちらですか?」
「往復\10万でいければどこでも」

そ の後もムチャぶりする客とその度にパソコンを叩く新米社員とで応酬された会話はまとめるとこうなる;げんざい航空券のみで往復十万以内の海外となるとソウ ルぐらいしかない。香港・台北・上海でもきびしいだろう。ケニアとかキューバとか論外。格安航空券は指定期日内限定でありかつ、原則3日以上前に申し込む 必要がある。。。ここで、さっきの「申し訳ございません」が出た。


韓国はむかし半年ほど監禁されてたことがあるのでパ ス。中国は新宿歌舞伎町と横浜中華街以外未知だ。中国にいくかと思ったところでふつふつと、義憤が沸いてきた-我々にはふらっと思い立った好きな時に好き な国に好きな格安航空券で、好きなだけたちよる自由もないのか!自由!こそが民主主義・資本主義といった政治・経済を問わず、近代の要諦であり人類の悲願 ではなかったのか。このままでは人類社会の進化がヤバイ!と思ったのでこのまま関空にいって21世紀初頭日本における自由を追求することにした。

京 都から関西空港までは特急はるかXX号で直通してる。1時間半の乗車中、1時間くらいたってからだろうか、ふとタバコが喫みたくなった。どうも見るかぎり 禁煙車両のようだ。普段ならここで諦めるとこだが、今回は自由を追求する使命があるので、同じ車両にほかに客がいないのを確認してから、中学生みたいにト イレでという醜態は避け、席に座ったままタバコに火をつけた。手が震え、万引き程度の罪の味がした。小市民にはもってこいだ。

「こちら禁煙車両ですが?」
振り向いた先には車掌さんがたっていた。異様に眼が赤く大きいのは気のせいか?
「あ、はい。」
「そん手にお持ちなんはタバコですね?」
「あ、はい。。じゃなくて、ン。。。ペンれだ、位牌です。」
「位牌?」
「はい、あ、祖父の従兄弟の友人のお姉さんの。。。妹が。。。」
「誰ですかそれ?」
「あ、う、よく知らない人です」
「煙は?」
「あ、ほんとだ。お線香焚きすぎちゃった。すぐ消します。」
タバコですよね?
「・・・・・・」
「次の駅で降りてもらいますよ」
「・・・・・・タバコ、、と、思いま

結局車掌にラッキーストライク2箱と謝罪しまくりのヨイショトークで見逃してもらった。と思ったら次の駅が関空だったので丸損した気になった。

自由の代償;ラッキーストライク2箱+車掌さんをヨイショ

関空は2階が国際ターミナルになっている。発券所をもっている航空会社は少なく、JAL、ANAに加えてキャセー、アシアナ、大韓航空などアジアに基盤をおく数社のみ。早速JALに持ちかけてみた。
これもてきとうに端折って再現。

「いまから一番早いフライトに乗りたいんですが」
「・・・航空券はお持ちですか?」
「持ってません」
「そうしますと14:15発のパリ行きになります」
「(パリ・・・・・・)いくらします?」
「○×万△千円になります」
「・・・もっと安い、、、10万円以内でいけるのはありませんか?」
「そうしますとソウル行きになりまして7万5千円になります」
「片道でございますか?」
「はい」
(格安航空券だと往復2万5千円だったぞ。。。)
「香港ですといかほどかかりますか?」
「15万5千円になります」
「片道でございますか?」
「片道です」
(格安航空券だと往復3万5千円だったぞ。。。)

同じことを全日空とキャセー、大韓航空で聞いた。どこでもプラスチックみたいにツルッとしたメイクが「アホ?」とつり上がり、突きはなした口吻に撃退され、どんどん自分が丁寧語になっていくのがわかった。

自由の代償;JAL、ANA、キャセー、大韓航空女性のイヤそうな顔


あゝ、所詮金のない人間には自由は享受できないんだ。寂しい懐と寂しい思いを抱え、日本にはまだまだ自由が足りないと いう結論を出さずにいられなかった。経済大国なのに悔しい。。。がしょうがない。事実は事実だ。もう、家に帰るか。そう思って駅に足をむけたところ、ひと むかし前なら「グンバツ!」とテレビディレクターが叫んだろうパツキンにすれ違った。21世紀はこうだ-「ウホ!いい女!」。次のセリフはきまってる。ポ ンと言えばいいだけだ。このまま自由を追求するか、先人たちが獲得した自由を抛擲するチキンに成り下がるか。永ちゃんだったらどうするだろう。おれも成り 上がりたい。。。。おれは股間に手を伸ばしタギルイチモツを引きずり出し、彼女を先回りしてベンチに腰かけてから声かけた-「ヤラないか?」

自由の代償;ブタ箱


みんな、自由には気をつけよう


(1)権利関係とかコンプライアンスとかUFOとか色々あるのではっきりとはいえないが、偉大なるベースボールプレーヤーSHINJOをCMに起用してた会社だ。世界の松岡修造たしかHナントカSって名前の会社だ。

2009/12/23

ヨーロッパ旅行記2

投稿者 サトウ   12/23/2009 0 コメント

一時間ほど早くロンドン行きの飛行機に乗る私はKさんを残して出発。「よい旅を」といって別れる。ここからはまた一人だ。さっき解けたはずの緊張が復活。十二時間のフライトの大半を寝ぼけた状態で立ったり座ったり(通路側の席だったのでトイレに行く人のため頻繁に立たなければならない)しながら、ヒースロー空港についたのは朝六時。9月2日の日記にはこう書いてある。


9/2 London着。

  宿の住所に行くが誰もいない。パキスタン系移民らしき人ばかり歩いていて不安になる。元気なおじさん現れ、別の建物に連れていく手配をしてくれる。女性が車で迎えにくる(このとき傘をトランクに忘れる)。

  雨がひどい。レインウェアをもってきてよかった。

  駅前に出てハンバーガー。

  支出:Oyster Card

   3(dep.) +15£

  Coffee (at the airport)1.7£

  ハンバーガー 3.9£

  宿代 80

 計 103.6£


 ヒースロー空港はチャンギ空港と違って薄暗く、なんだか汚い。照明の形状などは近代的で、写真うつりは非常にいいのだが、実際にその場にいるとなんだか気分が暗くなってくるような雰囲気を感じた。空港につくと長い列に並ばされ、入国審査を通る。パスポートによって並ぶところが違う(EU内の人とそれ以外)ようで、列を間違えていないかひどく不安になる。日本人っぽい人に声をかけたら「アァ?」と言われる。"Are you Japanese?" と訊ねると "No." といわれ、恥をかく。入国審査の係員と入国する人とのやりとりを見ていると、目の前で2、3人のアジア人が入国を拒否されている。並ぶ列を間違えて別のところに行かされる人もいる。不安が募る。私は周りを見渡して、EU以外の人たちが並んでいることを確認しようとするのだが、他国のパスポートのデザインなど知らないからさっぱりわからない。わからないままに順番が回ってきて、係員の前へ。


 「何しにきたの?」

 「観光です」

 「イギリスにはどれくらいいる?」

 「一週間」

 「イギリス出た後はどうすんの?」

 「オランダとかフランスとかいろいろ行きます」


 などなど、当たり障りのない質問に対して実際には何度も聞き返したり的外れな返答をしながらも、私はなんとかイギリス入国を果たした。


 まずはタバコだ。私は荷物をころころ引きずって外に出て、喫煙所を発見した。灰皿の上に転がっているタバコの空き箱には "Smoking Kills" とこれ以上ないほどに直接的な注意書きが印刷されている。空港前の道路にはひっきりなしに車が通っている。あまり違和感がないのは、車が日本と同じように左側を走っているからだ。


 一服していると日本人らしい人がタバコを吸いにきた。その人は電話をかけて、今着いたというようなことを話している。日本語だった。私はさりげなく地球の歩き方『ヨーロッパ』を出して、ちらちらと相手の目に入るようにする。電話が終わると「日本の方ですよね」と声をかける。どこから来たのかと訊ねるとぼく田舎もんなんですよお、といいながら「岩手の北上」だと答える。おお。(ほぼ)同郷じゃないか。いやあ、世界って狭いですなあ、とかいいながら別れる。これから二年間ワーキングホリデーで、ホームステイ先に向かうのだとか。


 意外にそそくさとその日本人が立ち去ってしまって手持ち無沙汰なので、もう一本タバコを吸ってから、コーヒーを買いに行く。イギリスで初の経済活動に参加すべく、カフェの列に並ぶ。メニューもろくに見ずブラックコーヒーを頼む。別に言葉の壁があるが故の妥協じゃなく、普段から私はブラックコーヒーしか飲まない。だから注文が楽だぜ、と思って余裕しゃくしゃくで注文を終えたと思ったら、なにか店員が聞いてくるのである。またもや何度も聞き返す私。次第にいらだつ店員。どうやらなにかトッピングはいらないのかと聞いているようである。いらねえよ、だからブラックコーヒーっつってんだろうが。と思いつつ、実際にはしどろもどろでようやく No.と答える。コーヒーひとつ買うのも一苦労である。十ポンド札を渡して釣り銭をもらう。


 コーヒーを飲みながら釣り銭を勘定する。べつにごまかされたと疑っているわけではない(まあ場所によっては多少警戒したほうがいいだろうけど)が、それぞれの硬貨がいくらなのか、お勉強がてらやってみたのである。日本円だったら財布のふたを開けた途端に瞬時にわかるわけだが、初めて見るイギリスのコインはそれぞれがいくらなのか、表面にある数字をよく見ないとわからない。それからガイドブックを開き、どうやって空港から市街地まで出るか考える。地下鉄がいちばん安い。深夜・早朝の地下鉄は治安が悪いと聞いていたが、もうそれを気にするような時間でもないので、地下鉄に決定。


 イギリスの地下鉄にはオイスターカードというものがあって、日本のスイカやパスモと同じようなものなのだが、日本と違うのは、これを使うと現金で切符を買うよりも圧倒的に安い料金で乗れることだ。イギリスの交通費はめちゃくちゃに高いから、これを手に入れるべく案内所のようなところにいく。稚拙な英語で「わたし、オイスターカード、欲しい」というと、突如として店員の対応が私を見下したようになる。何かまずい言い方をしただろうか、と思いつつ15ポンドチャージしておつりをもらう。なぜかおつりの渡し方もぞんざいである。店員はにやにやしながら、イギリスの厚ぼったい硬貨を手からぼとぼととテーブルに落とす。ちくしょう。馬鹿にしやがって。


 とりあえず Green Park というところで降りる。まだ宿へ行くのには時間があるから、公園でだらだらとくつろごうという魂胆である。しかし地下鉄を降りて地上へ出ると、雨が降っている。しかも寒い。セーターとレインウェアの上着を出して着る。折り畳み傘を持ってきてよかった。地図を見るが、ここがどこなのか見当もつかない。日本人カップルがいたので「すいません、ここどこですか」と愚かな質問をするが、「こっちが聞きたいくらいです」という答え。なんとなく心和むやりとり。


 適当に歩き出してみる。ここからはピカデリー・サーカスという街の中心地が近いはずなので、グリーンパークの前にその辺まで行ってみることに。きょろきょろとあたりを見回しながら荷物を引きずって歩くと、石畳の道路がスーツケース持つ手にがたがたと振動を伝える。意外と歩きにくい。びしっとしたスーツを着た身なりのいい人たちがたくさん歩いている。笑いながらこちらを見て通り過ぎて行く人もいて、どうやら私は場違いなオーラを放っているようだ。キスリングを背負って銀座を歩く裸の大将のような感じだろうか。地図を見ながら歩くが、そのうち雨の中わざわざ「街の中心地」なんて漠然としたものを見に行くのも面倒になってきたので引き返してグリーンパークへ。グリーンパークはすぐ近くにあった。入ってみるが、ベンチは雨でびしょびしょなので座れない。晴れた日は気持ちがいいだろうな、と思っただけで、居場所がないので宿に向かう。地下鉄のジュビリー・ラインというのに乗ってウィルズデン・グリーンで下車すればいいはずだ。


 目的の駅は郊外の住宅街という感じ。あらかじめ用意しておいた地図にしたがって歩く。電話をすれば迎えにきてくれるとは書いてあったが、そんなに遠くないから歩いてしまった方がよい。念のため途中でランニング中の女性に「この住所はこの辺ですよね」と訊ねる。「たぶんそう、このずっと先じゃないですか」というが、ぼろぼろの、ほとんどすべて同じ形のれんが造りの建物が並んでいるこの通りには、宿がありそうな雰囲気は全くない。おまけに額の中央に赤い塗色を施したイスラム系の人たちが不幸そうな顔つきをして歩いていたりして、少なくとも高級住宅街とはほど遠い雰囲気だ。やたらに安い宿にしてしまったのが悪かったのか。このまま宿が見つからずに夜を迎えたら、路上で身ぐるみ剥がされ野垂れ死ぬのではないか……などと考えながら、けっこうチェックイン時間の11時が迫っていることに気づいて焦る。


 なおも歩いていると、さっきのランニング女性が戻ってきた。たぶん彼女のランニング・コース上の「いつもの折り返し地点」を過ぎてきたのかな、と推測していると、手を振って話しかけてくる。「その住所見つけたわ」というのである。ずっとまっすぐ行って右側にありますよ。あなたの前を走って行くから、そのときに指差して合図します。


 おお。ありがたい。わざわざ戻ってきてくれたのだ。


 次第に遠ざかる彼女を見ながら、まっすぐ歩く。交差点を過ぎたときに、振り返って指差してくれた。果たしてその建物はあった。駅からここまで来る間ずっと道の両側にあった、ほとんど見分けのつかないようなれんが造りの古い建物となんら変わらない。窓にはひびが入り、玄関のドアには隙間があいている。その建物が宿であることを示すものはなにもなかった。


 私はしばらくその建物の前に立って、住所をもう一度確認したり、誰か人が来ないものかと思いながらまごまごしていた。しかし誰もいない、誰も来ない。私は思い切ってドアをノックしてみた。えくすきゅーず・みー。返答がない。もう一度。えくすきゅーず・みー! 返答はない。


 建物の前の駐車スペースに車がないところを見ると、どこかへ出かけているのかもしれない。私は荷物を置いて、しばらくその前をうろうろした。ようやく通りかかった人に「ここはホステルですよね?」と訊ねてみるが、知らないという。どうなってるんだ…。

 

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