あ、1本いいっすか?

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2011/02/28

TPP(環太平洋パートナーシップ協定)でOPP(おっぱっぴー)

投稿者 福田快活   2/28/2011 0 コメント
家にテレビもなく、最近はネットもあんましない「ひとりガラパゴス」なんだけど、しばらく前から「TPP」ってもんがあるらしい、て話は聞いてた。いまいち何なんだかわからずに流してたんだけど、どうもvideonews.comを見てたらヤバイってかきなくさーい話ってことがわかったw

512回と515回がTPPの話なんだけど、推進したい人のポイントとしては

・アジア市場から日本が取り残されないために参加する
・保護されて老朽化してる日本の農業のショック療法として導入する

みたい。でもそれは

・TPP参加国のGDPの91%は日本とアメリカなので、アジア市場は関係ない実質2国間。
・日本の農業に問題はあるけど、TPPでどう改善されるのか不明。てかこれとTPPとは別の話w

て話で、輸出を2014年までに倍増したいアメリカが日本市場への輸出を増やしたい。だからアメちゃんは進めたい。アメちゃんの利益は明確だよね。日本の利益は?よくわかんねーーーwwwって状況で、んー、大店舗規制法とか牛肉オレンジでむかし聞いた話だなー。あのときは貿易摩擦の解消みたいな文脈で日本に利益?しようがなさ?もあったのかもしれないけど、今回はどうなんだろう?なさそうだなーwただの気ぃ弱くて頭の悪いやつが、おまえもこっち来いよーって言われて、ちゃんと言えないし騙されて追いてってるだけ、て感じか。あほだねーww

いまのタイミングでTPPに日本が参加するなら、HONKIで海外に移住を考えたほうがいいね、て思ったよ(^o^) ハイ、OPP(おっぱっぴー)

2011/02/15

カンナとカカシ(10)

投稿者 Chijun   2/15/2011 0 コメント
「これはこれは。いったい何事だというのです?」聞いたことのある声がする。
「あなたの不幸は、トイレがいっぱいで掃除もできない、掃除しているのよとこれほど音高く私のモップに叫ばせているのに、鈍感な男どもは次から次に……その、もぞもぞしながらやってきて、頭にあるのは自分の欲望のことばかり、わたしのことなど目にとめようともしない。お前らはなにを見ているのだ? わたしはここにいる。わたしはここにいるんだ!!などという、実存的な叫びに端を発したものではないのでしょう? わたしにはわかる。あなたの不幸はむしろ実存の後の問題、すなわち、男しかいないはずのこの場所に、女であるわたしがいる。どうしてだれもそんな簡単なことに気づいてくれないの? そう、わたしは女なのよ!!という、性差の問題から来ているのでしょう。おやおや、不思議そうな顔をしていますね。あなたはまだそのことに気づいていないかもしれない。しかし、あなたのなかにも、あなた自身には見えないことがたくさんあるものです。だいじょうぶ、それはみんなおなじこと、あなたは素敵な女性だ。くふっ。……ちょっ、人をそんな目で見てはいけない。それじゃあ美しい顔がだいなしだ。わたしはね、フェミニストでもなければ、ジェンダー論者でもない。しかし美しい女性というものに関心を持っている。『わたしは女に生まれたのではない、女になったのだ』 この言葉は知っているかい? もしその通りだとすれば、男子用お手洗いで何年も(きっと何年もこの労働から抜け出せずにいるのでしょう?)何年も掃除を続けているあなたは、すっかり男になってしまった、いやすくなくとも、女ではなくなってしまったとでもいうのだろうか? そんなことはないから安心なさい。あなたの苦悩は、じつに美しくあなたの女性をふちどっている」
そこで声は止んで靴の音がたかくひびいたけれど、どうもトイレの出口とは反対側、ということは、もといた便器にむかって歩いているようだ。そうして音がやむ。おばさんはどうしているのだろうか? しんとしずまって物音ひとつしない。
ふたたび男の人の声が、部屋に響く。
「だからといって、今の私にあなたを救うことができないのはお許し願いたい。わたしは、まだトイレを出るわけにはいかないのです。くふっ」



カカシはもうしばらく、トイレのなかでようすをうかがっていた。音のするけはいがないので、今だ、とドアを抜けようとしたとき、こんどはちいさな女の子の、まま、まーま、とよびかける声が聞こえてきたんだ。そのありかから、どうもさっきの男の人の入っているトイレにむかってうったえているらしい。いってん男の人はしずまりかえってなんの反応もないうちに、女の子は、どんどん、どんどん壁をたたきだし、いっそうつよく、まま、まーま、と声をはりあげた。すると、ごそっ、となにかかっさらう音がして、あとはどれだけまってもなにも起こらない。

そこでカカシはこっそり部屋をでた。ゆかはまだびっしょりだったけど、ひとはまるでいなかった。トイレのカギをひとつひとつたしかめてみる。どれも青い。みんないつの間に出ていってしまったのだろう?



カカシはそろりと壁をぬけた。



そこにふたごのような女子高生のすがたはもうなかった。

2011/02/06

不思議生き物

投稿者 じん   2/06/2011 0 コメント

街には不思議な生き物がうようよしている。

塀の上を歩く猫は二本足で、たまにアクロバットを決めるし、車にひかれてぺちゃんこになったような姿の平面ワニが道路を滑っていたりする。

僕が大好きなのは行列をなして飛んでいる鳩くらいの大きさの親子鳥。ちなみに子鳥は梅干くらいの小さな小さなやつらが4羽、親鳥のくちばしの中から隊列をなしてヒョロヒョロ飛び出してくる。

まだあまり長い間飛んではいられないから、落っこちそうになると後ろから親鳥がスピードをあげて、みんなくちばしにしまいこむ。しばらくするとまたひょろひょろちびたちが出てくる。

よく晴れた日に、坂道を転がり落ちてくるアルマジロに気を付けながら、親子鳥のユーモラスな散歩を眺めてるのが、最近の休日の過ごし方。

 

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