あ、1本いいっすか?

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2011/08/25

働こうぜ、諸君!!

投稿者 福田快活   8/25/2011 0 コメント
最近の関心は、労働です。

資本主義の三大要件は資本、労働、土地?だったかな設備?だったと思うがそのなかで労働がどう編成されてきたのかこれからどう編成されるのか。

たとえば自由と民主のためにたちあがったとされるフランス革命だが、革命によって身分を排することで従来の農民層を解体、新しい工場労働者層の確保に役立った面がある。アメリカの奴隷解放も、北部が流動的な下層労働者を必要としたからから達成できたという側面もある(新移民の方が安かったという話もある)。自由も民主もだれのためにあるんだ?自由とか民主を謳うことで、主体的な市民を育成し、おかげで徴税・徴兵が国家にとって楽になった(市民はその内面に国家を抱えるから)のもそうだ。

近代の達成と、それによって不可視になる制度=システム。制度が複雑精緻になるなかで人はどう生きるのか。生きないのか。ここで労働が登場する。

税や兵を徴用する必要があるように、制度は生産力を人間から徴用しないといけない。そのためには時間の発明(時間給ていう概念がうまれる)だとか学校での規律の調教がある。いい加減な能天気な人間ぢゃなくて、時間に正確で決められたことをちゃんとする労働者を生産する。その労働者が商品を正確に生産する。

そういう意味では余暇=レジャーも近代の発明で、労働力の再生産+消費の促進のために欠かせない重要な務めである(みんな旅行しよー!)。

仕事とプライベートという表現がだいっきらいなのは(でも便利だからつかうが)、ここのレジャーの話に典型的なようにプライベートも資本の論理に駆動されている、という意味では仕事とまったく同じだから。プライベートを大切にする、ていうとあくせくとした労働に追われずに人間らしく生きる的なニュアンスがあるが、まったくの勘違い。派手に遊べば遊ぶほど資本とがっつりチューしてることになる。それはもちろん、プライベートの代表とされる恋愛or家庭でもかわらない。

恋愛がかかわってくるのは労働力の再生産の部分。ようは子供を産む、結婚だ。主婦の誕生。
とここまできてもう時間がないので、次回は恋愛と結婚の話から。とりあえずはバイバイキーン
 

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