夏がおわる。
空気は湿気だけをふくみ、太陽からそそぐ熱はもうたいしたことないから、夜は涼しい。ヤ、正確には暑くない。高い湿度はいっこうさがらず、むしろあがってる気さえするほど、気中の蒸気が膚にからみつく。膜みたい。
うほ、もう涼しくなんだな、の秋への期待がそのまま夏のおわりを自覚させるーーやりのこした、みすごした夏はないだろか?海にはいったか?チチとかケツとかおがんだか?かき氷はたべたか?花火は?浴衣?ン?数歩あしをまえに投げただけで、シャツが背中にへばりついてくる?ほ、こりゃやったわ。毎日やったわ。外と中の温度がちがいすぎて、電車ン中、ビルン中で奥歯ガチガチ鳴らしたわ。
ひとが夏を満喫してよがしてまいが、夏は秋に衣替える。蟬はステージを去り、こおろぎはチューニングする。これは感傷?だったら、秋はもうはじまってる。
いち、に、さーん、shit!!
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